お風呂に入ると大排水溝につまる大量の毛。もしかして自分だけ?そう不安になる方もいると思います。
抜けない人はいないにしても抜ける量には個人差があり、それが人に比べて多いのか少ないのかは気になる所です。
そこで今回は洗髪時の気になる抜け毛の原因と対策について調べてみました。
洗髪時に抜ける原因と対策
では洗髪時に髪の毛が抜ける原因は何なのでしょうか?そもそも人は一日にどの位の髪の毛が抜けるのでしょうか、原因と対策も含めて紹介していきたいと思います。
そもそも洗髪時の抜け毛は必ずあるもの
もっとも抜け毛が気になる洗髪時ですが、あまり神経質になる必要あありません。
それは、誰に限っても、洗髪時が1日の中でもっとも毛が抜けるタイミングだからです。
ヘアサイクルの観点から考えても、寿命前の休止期に入っている髪の毛が自然と抜け落ちるのを待っている状態なので、それが洗髪時にただ抜けているだけなのです。
また日中、すでに抜けてしまった髪が、そのまま頭の上に残った状態にあるというのも少なくはないため、洗髪時にその髪もまとまって落ちてしまうため、入浴時に髪がたくさん抜けるように見えるということも考えられます。
あまり神経質になりすぎるのはかえってストレスがたまり、髪の成長に影響してしまう恐れがあるので、入浴中は1日の中でももっとも髪の毛が抜けたと感じやすいタイミングであることもを事前に知っておきましょう。
抜け毛の量が重要
抜け毛の量の平均は?
一般に人の抜け毛の量の平均は50本から100本ほどと言われており、これ以上の毛が頻繁に抜ける場合は、自然の脱毛ではなく、異常脱毛の抜け毛の可能性が高いと言えます。
つまり、正常なヘアサイクルが乱れ、髪の寿命が短くなっているのです。髪の毛1本1本の平均の寿命は2〜6年と言われており、この間に髪の毛が抜け落ちるのが正常のヘアサイクルです。
ヘアサイクルは4つの時期で繰り返されており、毛母細胞が活発に健康な髪の毛を生成する「成長期」から、脱毛への準備期間の「退行期」に入ります。退行期に入ると毛母細胞の分裂活動は緩やかになり、髪の毛の伸びが止まります。
そして最後に、髪の毛が抜ける時期の「休止期」に入ると毛球が機能を止めます。
このヘアサイクルがストレスや、何らかの原因で乱れることで、髪の寿命が短くなり、新しく髪が生成するスピードより抜けるスピードの方が上回ってしまうために薄毛になるのです。
ですので、気になる方は入浴時の抜け毛の数だけでも数えてみてください。排水溝に髪の毛を受け止めるネットが100均などで売っているのでそれを使うと便利です。
入浴時の抜け毛チェック方法
- 入浴前に、排水溝や風呂場全体に水を流し綺麗にする
- 排水溝に抜け毛をキャッチするネットを取り付ける
- 洗髪後に風呂場全体にもう一度水を流し全ての抜け毛をネットに集める
- 抜け毛を乾かし、1本1本数える
- このチェックで自分の抜け毛の量を把握し、日々繰り返し変化を確認しましょう
入浴時に抜け毛を抑えるための対策
入浴時に抜ける髪の量が異常かもしれないと考える方は、抜け毛を増やしてしまう原因と対策方法を把握しておくようにしましょう。
シャンプーを見直す
頭皮の汚れを落とすためにシャンプーには洗浄成分が含まれていますが、その洗浄力の強さを謳っているシャンプーには十分注意して下さい。
基本的にお湯だけの洗髪でも頭皮の汚れは7~8割は落とせると言われていますが、洗浄力の強いシャンプーは必要な皮脂さえも根こそぎ落としてしまうほど強力です。
必要な皮脂まで落とされた頭皮は、乾燥して傷みやすくなったりまた、かえって皮脂を過剰に分泌させる頭皮に変えてしまうので注意が必要です。
シャンプーはできれば頭皮に優しい「アミノ酸系シャンプー」やまたシャンプーを使用しない「湯シャン」をおすすめします。
洗髪方法を見直す
シャンプー時の洗髪方法にも問題がある場合があります。
どうしても忙しくシャワーで簡単に済ませたい方は特に、洗髪の仕方が雑で頭皮に負担がかかるほど強く洗ってしまいがちです。
あまり強く摩擦するのは頭皮に当然良くなく、本来抜ける予定のない髪まで必要以上に抜けてしまうので頭皮は指の腹を使って優しくマッサージするように洗ってください。
シャンプーの量は少量でも落とすべき汚れはしっかり落ちますので、あまり大量のシャンプーを使うのはシャンプーに含まれる成分の界面活性剤などの影響で髪にダメージを与えてしまう恐れもありますので、シャンプーは少量で、すすぎはしっかりと行うように習慣づけて下さい。
できれば湯船にゆっくり浸かる
できるのであれば湯船にゆっくり浸かり、そこで頭皮マッサージを行うことをおすすめします。頭皮の血流も良くなり、抜け毛予防にも繋がります。
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また湯船に浸かることで副交感神経系が優位に働きリラックスできることで、ストレス緩和にも繋がりおすすめです。
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入浴後はドライヤーを使い、丁寧に乾かすようにして下さい。自然乾燥は頭皮環境を悪くさせる原因でやめましょう。
ドライヤーをしようする場合は、頭皮に刺激を与えないように少し離して低温で乾かすことが大事です。もちろん、自然乾燥は頭皮環境の悪化の原因なのでやめましょう。
女性と男性はどっちが抜ける?
抜け毛の症状に悩むを抱えるのは決して男性だけではなく、女性も抜け毛の症状に悩みを抱えています。
ではどちらが多いのでしょうか?
男性より多い女性の抜け毛
女性は男性より抜け毛が多いとも言われています。特に女性は季節の変わり目に影響を受けやすく、注意が必要です。
そして女性の髪の毛に大きな影響をもたらすのは、自律神経やホルモンバランスの乱れです。
女性ホルモンの分泌が急激に減少してしまうと、男性ホルモンが優位になり、体の不調や抜け毛が増えたと感じやすくなります。特に女性の自律神経やホルモンバランスは些細なことで乱れやすく頭皮がダメージを受けやすい季節の変わり目には顕著に影響を受けてしまいます。
それに加え、精神的なストレスを感じてしまうと、ホルモンバランスが乱れて女性特有の抜け毛もさらに悪化してしまいます。
ココに注意
抜け毛はひとつ前の季節に原因があることが多いです。
毎年秋に抜け毛が多くなるのであれば、夏の過ごし方に問題があるため、その夏の過ごし方の改善が必要です。
秋に対策を行っても手遅れですので、抜け毛が増える時期の前の季節のケアを大事にしましょう。
20代でも多い抜け毛
抜け毛は老化現象の一つですが、若い時にも発生するため油断するのは禁物です。
特に20代は環境の変化が激しい年齢なので、抜け毛にも十分注意しなければなりません。
20代で抜け毛が多い人の特徴は、生活のリズムや環境が大きく変わった人で、特に一人暮らしを始めたことで食生活や生活リズムが大きく変わり、その結果、自律神経やホルモンバランスが乱れを引き起こし抜け毛へと導いてしまいます。
生活環境が変わっても、規則正しい生活を送るように心がけましょう。
早めの予防を
抜け毛を防ぐには、何より早めの予防対策が大事で抜け毛に気づいてから対策しても手遅れになる場合が多いので、異常に気づいたら早めに対策することを心がけましょう。
一番効果的な対策法は、自分なりのストレス発散方法を見つけることです。音楽や筋トレ、読書や適度なお酒など何でもよいですので最低1つはストレス解消法を見つけておきましょう。
若いうちは「抜け毛対策なんてまだ必要ない」と考えがちですが、抜け毛は決して年をとってから発生するものではありません。若いうちでも十分起こりえることなので、日頃の生活習慣を見直して予防することが大切です。
「どんな対策をすればいいかわからない」という人は、専門サロンに相談してみるのも一つの方法です。プロから正しいアドバイスをもらって早いうちから対策をうてば、後悔することもなくなるでしょう。
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