今回よくネットや動画でも記事にされているカフェインを断つことによって得られるメリット
- 睡眠の質が上がる
- 肌のツヤが良くなる
- 体重が減る
- 不安な気持ちが解消される
これらの効果が本当に得られるのかカフェイン依存症の私が実際に検証してみたいと思います。
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自律神経失調症の私がコーヒーを止めれらない理由。カフェイン依存症
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一日で缶コーヒー3缶、エナジードリンク1缶をほぼ毎日飲み干すカフェイン依存症の私がこの検証に至った理由は以下の通りです。
- 疲れが抜けない
- 眠いのに眠れない
- 憂鬱な気分が続く
これらの症状が本当にカフェインの摂りすぎによってもたらされているのか、ずっと前から気になっていました。
気になっていたもののカフェインに何年も依存しきっていた私は1日たりともカフェインを断つということができませんでした。
しかし今回ブログを立ち上げたことをきっかけに挑戦する決意に至りました。ってことで今回は不退転の覚悟をもって臨みました!
初日~1ヵ月
初日
目覚めのコーヒーと共に始まる1日が今日は飲めない。
飲みたい!想像していた通りの渇望感が生まれましたが初日から挫折するわけにはいきません。
やはり毎朝当たり前のように飲んでいたコーヒーを今日は飲めないというストレスが半端ないです。
そして昼間になるととてつもなく眠い。病的眠さ。
今日を乗り切れるイメージが全く湧かない。
それでも炭酸水で欲求をごまかしながらなんとか夕方までもちこたえた所で、今日最大のカフェイン欲求が襲ってきました!
コーヒーというよりエナジードリンクが猛烈に飲みたくなったのです。
午前中を乗り越えたことの安堵感と働かない交感神経を奮い立たせ覚醒させたせそして何より夏の暑さでバテた身体を炭酸とカフェインの刺激で満たしてやりたい!と少し危なげな欲求が!
飲んじゃダメだ
飲んじゃダメだ
気合い!それだけ。
そんなこんなで1日目を何とか乗り切ることができました。
3日目
2日目も同じような感じで何とか乗り越えた3日目ですが
あれ?特別コーヒー飲まなくても大丈夫かも?
なんとなく朝からそんか感じがしてきて、何となく炭酸水でごまかしながら、そこまで飲みたいという欲求にかられることなく1日を乗り切ることができました。
しかし、カフェインを入れないためか身体はシャキッとせずどこか魂の抜けたような元気のない感が一日中まとわりつきました。
これは実は心理的な要因も大きくカフェイン不足=脳が働かない、とマインドセットされていることも大きな原因だと思います。
7日目
ここである変化が
今日は朝の目覚めもよく前日の疲れもほとんど残ってないスッキリとした感じで朝を迎えました!
もしかしてここにきて睡眠の質が上がってきたのかもしれません、コーヒーを飲みたいと思う気持ちはほとんどありません。
でもやはり昼すぎ頃になると疲れと睡魔はやはり襲ってきます。
これは健康にも起こる生理的な現象なのかもしれませんが、ここでカフェインを絶やさず注入していた私にとっては、この状況下で「今カフェインを摂りたい!」と思ってしまいます。
14日目
コーヒーを飲みたいと思う欲求はほぼ皆無ですが、コーヒーを出されれば少しは飲みたいなと思う程度ですかね。
体調の変化としては特に変わりはありません。 コーヒー断ちして1週間に感じた朝目覚めが良いというのもここにきてそれほど感じなくなりました。
もしかしたらたまたまその日に熟睡できただけなのかもしれません。
依然として日中の病的眠気も襲ってきますし、頭もスッキリしないことも多いです。 肌の質も正直変わってないです。
一ヵ月目
ついに1か月間、カフェインを断つことに成功しました。自分でも正直驚いていますし、少し自信が持てたような気がします。
一ヵ月を振り返り結論としては、睡眠の質は正直変わってないようなきがします。
寝る前に飲まなければ睡眠の質にはさほど影響しないという感じですかね。
体調面で感じたのは胃の調子が良くなったということです。
自分はコーヒーを朝から空腹の状態で飲むことが多かったので、少なからず胃に負担をかけていたと思います。
コーヒーを止めてから胃の不調というものがほとんどなくなりました。
そして精神面ですが、自分が一番気になっていた「不安な状態が続く」というのは少し解消されたと思います。
そもその「不安な状態が続く」というのはもともと自律神経失調症を発症した時から慢性的にかかえていたものでした。
それに「カフェインの摂りすぎ」が拍車をかけ不安感を増加させていたのだと思います。
カフェインを抜いたぶんは不安感がなくなったって感じは本当にしました。
検証結果まとめ
今回の検証結果を簡単にまとめます。
睡眠の質が上がる
A. 就寝前にカフェインを摂りすぎなければ影響なし
肌のツヤが良くなる
A. 全く変わらない
体重が減る
A. 胃の負担が減り調子が上がるため食欲は増す
不安な気持ちが解消される
A. カフェインを摂っていたときより頭がスッキリするようになり1ヵ月前に比べ不安感は改善された。
結論としてはカフェインは摂りすぎなければ問題ないのでは?と思います。
カフェインを摂りすぎていた人には止めることで良い効果も感じることでしょう。
摂取量を守ってうまく付き合えたらカフェインというものは非常にメリットのある成分です。
逆に、私みたいに摂取量内でのコントロールが効かず依存してしまう人は”毒”にもなりうる成分だと思います。
これはあくまで一ヵ月間という期間の中での個人的な効果でありますので、同じような症状で気になられる方がいれば自身で一度チャレンジしてみればと思います。
おすすめはノンカフェインコーヒー
コーヒーをどうしても飲みたくなってしまったときはノンカフェインコーヒーがおすすめです。
最初は「カフェイン」抜きのコーヒーなんぞなんの気休めにもならんわ!と思って拒否していたのですがいざ飲んでみると
「あれ、いけるかも」
本当にこんな風に思い、意外とちゃんと「コーヒー」してる!
って思い驚きました。
ノンカフェインコーヒーはお手頃の価格でスーパーなどで手軽に手に入ります。
有機栽培にこだわりたい方におすすめ!