自律神経と首って実は密接な関係があります。
特に自律神経失調症の方で「首や肩のコリ」にも悩まされている方は非常に多いと言います。
首のコリは万病のもと
首のコリは万病のもととも言われ、何かしら体の不調を抱えている人は共通して首がコリにも悩まされている方が多いようです。
自律神経失調症に関しても発症してから首のコリが出てきたというより、自律神経失調症を発症する前に、元々首や肩のコリに悩まされていたという方が多いんですよね。
ということは首や肩のコリから自律神経失調症を発症した、もしくは原因の1つとなったとも考えられます。
もし首のコリが自律神経失調症を発症した原因となっているのなら、首のコリを治せば「自律神経失調症を発症は改善できる」のかもしれません。
ちなみに首のコリがある人は以下のような症状が伴ってる場合がありますので、首のコリに自覚症状がないと思う人も一度チェックしてみてください。
もしかしたら気付いていないだけで「首のコリ」が慢性化している恐れがあります。
首のコリ度チェック(以下に当てはまる項目が多い人ほど首のコリ度が高いと考えられます)
- 頭が重い
- 首が張る
- 肩こりがある
- 手足が冷たい
- 風邪を引きやすい
- めまいがよくする
- 吐き気がする
- 天気が悪い日に調子が悪くなる
- 寒いところ、もしくは暖かいところに長くいられない
- 汗っかき、もしくは汗を極端にかかない
- 静かにしているのに心臓がドキドキする
- 目が疲れやすい、見にくくなったと感じる
- 口が渇きやすい
- 全身がだるくすぐ横になる
- 集中力がなくなってきた
- 不安感が多い
- いつもイライラし焦操感がある
- 仕事や勉強にやる気が出ない
ちなみに私は12項目当てはまりました。目安としては6個以上あるかたは「首コリ」の改善に取り組んだ方が良いと思われます。
特にpcやスマホの普及により目を酷使したり、無理な姿勢でサイトや動画などを閲覧する人も多いと思いますので、首や肩のコリは現在にかけて深刻化していると思えます。
おすすめの首コリ解消法
簡単にでき、改善に効果的な首コリ解消法を紹介しますので、一日の中で時間があるときに実行してみてください。
私はこれを毎朝、続けるようになり次第に体の調子が上がってきているのを実感するようになりました。
1. 首回し(左右10回)
まず最初に首回しで軽く首をほぐします。
ゆっくり回したほうが効果的です。
2. 肩甲骨回し(内外30回)
- 両手の指先をそれぞれ肩に乗せ、内側に30回、続いて外側に30回、大きく弧を描くように回します。
- この時肩甲骨同士を近づけるように意識して回して下さい。
3. 腕回し(内外40回)
- 両足を平行に拳2つ分ほど広げます。
- 両手を横に広げて手のひらを下に向けます。
- その状態で弧を描くように腕を回します。
この時も、肩甲骨同時がくっつくように意識して回して下さい。
道具もいらず、どこでもできますのでとても簡単です。
首のコリが酷い方は最初はとても疲れ、規定回数までできないかもしれませんが、毎日続けることで首や肩甲骨周りの筋肉がほぐれ次第に楽になってきますので是非毎日続けてみて下さい。
習慣化することが大事です。
1ヶ月続けたことによる体の変化
これらのストレッチを1ヶ月続け、実感した効果は以下の通りです。
- 疲れにくくなった
- 行動力が上がった
- 集中力が上がった
- 頭がスッキリするようになった
- 肩が軽くなった
まとめ
首や肩のストレッチをするよになってから明らかに体の調子が上がりました。
毎日続けていると、ストレッチをしていない首がガチガチの頃と明らかに調子が違うのが分かってきます。
もっと早く気付いてやっとけばよかった・・・と後悔しているほどです。
今現在、自律神経失調症や原因が良く分からない不調に悩まされている人は一度首のコリを重要視してストレッチをしてみて下さい。
頭がスッキリとし体の調子が徐々に良くなってくるのを実感できると思います。
何より続けることが大事ですので、朝起きたあと、もしくは就寝前など自分に合った時間に取り入れることをおすすめします。